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■ 災害時におけるボランティア支援マニュアル ■

ボランティア活動の目的とその意義(意味)

 ボランティア活動は、個人個人の自発的な行為であるために、その目的も多様であり、単なる“労力”提供でもなければ滅私奉公でもありません。ボランティア活動とは、「何らかの助けを求める人に手をさしのべないではいられない」という共感と、受け手側の受容による「協働の企て」として行われるものです。

1.機動性と活動内容の多様性

 ボランティア活動を始めるきっかけは、一人一人違います。しかし、多くの場合“何かの救いを求める人に、何かできることがないか”という、“受ける側”の悲しみや怒り等の思いに共感し、行動することが多いのです。たとえば、阪神・淡路大震災や重油流出災害の時も、報道で現地の状況が伝えられることにより、現地で生活する人々に共感し、何万人、何十万人ものボランティアが駆けつけ、さまざまな活動を展開したのです。
 ボランティア活動の目的は、個々の活動の内容によって異なりますが、広義の意味においては、自分自身の生活する社会において起こる社会問題や課題の解決に対して、単に行政や他者に求めるだけではなく、自分自身が自発的・主体的にその問題を解決していこうというものです。
 したがって、ボランティア活動は政府や自治体がプログラムした活動だけを行うのではなく、自発的な活動であるがため、その範囲、方法、手段、規模等すべてが多様です。
 この多様さこそが、従来にない新たな活動を展開する“先駆性”を生み出し、“受ける側”の個々の二一ズに対応できる“個別性”を実現するのです。そして、緊急時等に俊敏に対応できる“機動性”も得られるのです。公平さを求められるがため、多様性に対応できない行政とは違った活動を展開することが可能なのです。全体を把握した上での公平原理による行政の思考とは、まったく逆の思考によって進んでいると言っていいでしょう。

2.コミュニケーションが共感を生む

 ボランティアを単なる“労力”として捉えることは、多様性のある社会形成に支障をきたすことになりかねません。個々の意志にもとづいて展開するボランティア活動こそが、援肋を必要とする人にとっては欠かせない重要な要素になるのです。とはいえ、ボランティアが完璧なものであるとはいえません。なぜなら、多様性を重んじるがゆえに、個と個の対立が少なからず起こり、トラブルも発生しやすくなるのです、個々の自発的な考えを尊重するがゆえに合議制をとることも多く、必ずしも効率的でないこともありますし、数々の課題や問題が発生しやすくもなってきます。そこに適切なコミュニケーションの必要性があります。ボランティアを“する側”と“受ける側”のコミュニケーションを大切にすることが新たな展開へのヒントになったり、双方の理解につながり、共感を生み、本当に必要な活動の姿を見出すことができるようになるのです。

災害時におけるボランティア活動支援マニュアル
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 ボランティアとは何か?
 ボランテイア活動の目的とその意義(意味)
参考資料集
 災害時のボランティアの心構え
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