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こまつまちづくり交流センター会長 久保 信二郎 さん
―― こまつまちづくり交流センターとは、どのような施設ですか? 久保 小松市内のNPOに活動と交流の場を提供する施設として今年4月にオープンしました。場所は小松運動公園の近くにあるNTT工事センターの2階です。会議室や談話スペースなどを設け、印刷機やコピー機といった設備も整えています。 ―― 複数のNPO団体で構成する委員会が運営と管理を行っているそうですが。 久保 平成12年、小松市で「2000年ジュニア国際文化祭〜こまつが地球になる日」が開催され、国際交流や環境など幅広い分野の地元NPOが多数参加しました。それをきっかけに団体間の交流が始まり、NPO同士が手を携え、協力して地域に貢献しようという気運が高まったのです。ちょうどそのころ、市でNPO支援施設の設置構想が持ち上がり、NPOと行政の思いが一致して、双方の協議の場が設けられた結果、市が施設のハード面を整備し、私たち運営委員会が委託事業としてその運営/管理を担当することになりました。 ―― NPO自身が支援施設を運営するメリットは? 久保 やはり、利用者の視点でニーズにあわせた対応ができる点にあると思います。当センターでは、団体や個人が運営協力金(団体:幹事会員5000円、登録会員2500円。個人:幹事会員2000円、登録会員1000円。いずれも年間)を納めることで、だれでも運営委員会の会員になれます。例えば、少人数でのちょっとしたミーティングなら、談話スペースを無料で利用できるようにしていますし、センター内での飲食も自由にするなど、柔軟な考え方で支援できるのが強みです。利用時間も夜10時までとしています。
―― 反対に、現在抱えている問題は何でしょう? 久保 利用者は今のところ月に500人程度で、まだまだ少ない数字です。センターの存在が、市民の間に十分に浸透していないように感じます。会員はもちろん、一般の方でもふらりと立ち寄ってもらえるようにするには、もっと工夫が必要だと感じています。 ―― 利用拡大のための対応策は? 久保 オープン1年目はまず足元を固める意味で、施設や設備の充実、管理や運営のルール決めを優先してきました。2年目以降は、去る8月にNPOの活動を広くPRし、参加団体同士が交流を深めるイベントとして、夏の交流フェスタを開催しましたが、これからもそのようなイベントを積極的に実施します。また、毎週土曜日に講座を開き、委員会の各団体持ち回りで環境問題や国際事情に関する話をしたり、NPO活動のノウハウを解説するなど、定期的な活動も行っていく予定です。 ―― 今後、久保さん自身がセンターに期待する点は? 久保 現在活動している団体への支援ももちろん大切ですが、それ以上に、センターは一般の人とNPO活動をつなぐ窓口でありたいと思っています。日々の活動を通して、市民の皆さんにNPOについて知ってもらう。それをきっかけに、1人でも多くの人がNPO活動に関心を持って参加してくれるなら、これほどうれしいことはないですね。
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